【悲報】日経平均上昇で「利回り4%」が消滅?高配当株が買えない時期の「3つの生存戦略」

初心者くま

日経平均が上がりすぎて、全然買えないよ〜! 狙ってた株も利回りが3%を切っちゃったし、「高配当株」と呼んでいいのか分からない…。 でもNISA枠も埋めたいし、無理してでも利回り4%ありそうな株(よく知らないけど)を買った方がいいのかな?

うまちゃん

ストップ!ストップ! その思考回路が一番危険です。 「利回りを追い求めて、リスクの高いボロ株を買う」。これが株高局面での典型的な敗北パターンですよ。

日経平均が5万円を超え、史上最高値を更新するような強気相場。 資産が増えるのは嬉しいですが、これから買う投資家にとっては「利回り4%以上の優良株」が絶滅危惧種になってしまったという「悲報」でもあります。

今回は、そんな「高すぎて買えない」今の時期に、私たちが取るべき「3つの生存戦略」についてお話しします。

焦って変な株をつかむ前に、深呼吸してこの記事を読んでください。

目次

【現状】「欲しい株ほど高い」ジレンマ。配当利回り4%は絶滅危惧種へ

まず、冷徹な事実を確認しましょう。 株価と配当利回りは「シーソーの関係」にあります。

  • 株価が上がる ↑ = 配当利回りは下がる ↓

例えば、配当金が100円の株があったとします。 株価が2000円なら利回りは5%ですが、人気が出て株価が3300円まで上がると、利回りは3%まで落ちてしまいます。

今起きているのはまさにこれです。 誰もが欲しい「優良な高配当株(商社や銀行など)」は、みんなが買ったせいで株価が上がり、もはや「高配当」とは呼べない水準にまで利回りが低下しています。

ここで初心者がやりがちなミス

「優良株は利回りが低いから、まだ利回り4%残っている
ランキング下位の株(業績が悪い不人気株)を買おう!」

結果:減配や株価暴落に巻き込まれて大損する。

ないものねだりをしてゴミを漁るより、戦略を変えるべき時が来ています。

戦略1:基準を下げろ。「今の3%」は「未来の5%」かもしれない

1つ目の戦略は、「利回りの合格ラインを下げる」ことです。

初心者くま

えぇ〜、妥協するの? 高配当株投資なんだから、やっぱり4%は欲しいよ。

うまちゃん

これは妥協ではありません。「YOC(買値に対する利回り)」という魔力を信じる戦略的撤退です。

例えば、「今は利回り3%だけど、毎年配当を増やしてくれる(増配)株」を買ったとします。

  • 1年目:利回り3.0%
  • 5年目:増配で、あなたの買値ベースの利回りは4.0%に上昇
  • 10年目:さらに増配で、5.5%に上昇

このように、「今の利回り」は低くても、保有し続けることで「未来の利回り」は勝手に育っていきます。 これが累進配当株(増配株)の真価です。

逆に、「今の利回りは4.5%だけど、成長力がない株(万年高配当株)」はずっと4.5%のまま。最悪の場合、減配して一気に2%になることもあります。

今やるべき生存戦略①

目先の4%より、将来の5%を狙え。
「増配力のある優良株」なら、利回り3.0%〜3.5%でも喜んで買うべし!

戦略2:キャッシュ(現金)こそ最強のポジション。「待つ」勇気を持て

2つ目の戦略は、「買わない(待つ)」ことです。

投資の世界には「休むも相場」という格言があります。 NISA枠があるからといって、毎月無理やり何かを買わなければいけないルールはありません。

初心者くま

でも、機会損失(もったいない)じゃない? 持ってるだけで増えるチャンスを逃してる気がして…。

うまちゃん

焦りは禁物です。
相場は必ず「上下」します。一本調子で上がり続ける相場はありません。
もし今が高値圏だとしたら、次に必ず来る「調整局面(暴落)」こそが、最大の買い場になります。

その時、もしあなたが全力で株を買ってしまっていたら、どうなるでしょう? 含み損を抱えて、「安くなったのに買うお金がない!」と指をくわえて見ているしかありません。

しかし、今買うのを我慢して「現金(キャッシュ)」を積み上げておけば、 暴落が来た時に、バーゲン価格で優良株を大量に仕込むことができます。

現金は、「暴落時に株を買うための最強のチケット」なのです。

今やるべき生存戦略②

無理して買うな。現金を積み上げろ。
「買わなかった後悔」より「高値掴みで損する後悔」の方がダメージはデカい!

戦略3:大型株がダメなら「中小型の増配株」を探す

3つ目の戦略は、「視点をずらす」ことです。

日経平均を押し上げているのは、半導体や大型商社など、一部の「超大型株」です。 しかし市場全体を見渡せば、まだそれほど買われていない「中小型の優良株」や、出遅れている「地味なセクター(倉庫、化学、建設の一部など)」が残っています。

うまちゃん

みんなが三菱商事やトヨタを見ている間に、地方の優良銀行や、ニッチなトップシェア企業を探す。 ここはまだ「利回り3.8%」などがゴロゴロ落ちている、宝の山かもしれません。

ただし、中小型株は分析が難しく、値動きも荒いので、初心者には少しハードルが高いのも事実です。 「自信がある人だけ挑戦する」くらいのスタンスでOKです。

今やるべき生存戦略③

大型株は休憩。
まだ見つかっていない「隠れ増配銘柄」を探す旅に出よう。

やってはいけないNG行動:焦りの「埋め合わせ買い」

最後に、今の時期に絶対にやってはいけないことをお伝えします。

【警告】NG行動

「今月のNISA枠、あと3万円埋めなきゃ…!なんでもいいから利回り良さそうなやつ買っちゃえ!」

これは自殺行為です。 NISAの非課税枠は「今年中に埋めなければいけないノルマ」ではありません。 今年使わなかった枠が消滅しても、来年また新しい枠(360万円)がもらえます。

「枠を埋めること」が目的になってはいけません。 「資産を増やすこと」が目的のはずです。 焦って変な株を買って資産を減らすくらいなら、枠を余らせて現金を持っていた方が100倍マシです。

まとめ:相場に合わせて、自分を変幻自在に変えよう

相場は生き物です。 「いつでも利回り4%以上を買う!」という一つのルールに固執していると、この相場では生き残れません。

  1. 基準を下げる(増配株なら3%でもOK)
  2. 現金を貯めて待つ(休むも相場)
  3. 視点をずらす(中小型株を探す)

この3つのカードを使い分けて、したたかに生き残りましょう。

うまちゃん

今は「我慢」の時期かもしれません。 でも、今の我慢が、次の暴落時の「爆買い」に繋がります。 焦らず、じっくりと、チャンスを待ち構えてやりましょう!

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