- 2026年2月12日の決算発表後の暴落を見て、不安になっているNISA保有者
- 高配当株としてINPEXを買いたいが、今が「買い時」なのか知りたい初心者
- 減益ニュースの裏にある増配の真意を理解したい方
決算発表で株価急落!?INPEXに何が起きたのか
初心者くまうまちゃん、助けてー!
INPEXの決算が出た瞬間に、株価がドカーンって下がっちゃったよ!
「減益」とか「コンセンサス未達」とか怖い言葉がいっぱいで…もう売ったほうがいいの?



まずは深呼吸だ。
確かに株価は反応したけど、中身をしっかり見れば「狼狽売りする必要なんて1ミリもない」ことが分かるはずだよ。
むしろ、長期投資家にとっては「最高のプレゼント」が2つも用意されていたんだから。



えっ、プレゼント?
あんなに下がってるのに!?



そう。今回は、暴落の理由を冷静に解き明かしながら、INPEXが隠し持っていた「増配」というサプライズについて解説していくよ。
2025年度決算まとめ:数字で見える「強さ」と「弱さ」
まずは、投資家たちが注目していた「2025年12月期」の実績と、これから始まる「2026年12月期」の予想を確認しましょう。
【INPEX 決算ハイライト(2026/2/12発表)】
| 項目 | 2025年度 実績 | 2026年度 予想 | 評価 |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 1兆8,930億円 (前期比 -5.9%) | 1兆7,270億円 (前期比 -8.8%) | △ 減収 |
| 純利益 | 3,300億円 (前期比 -16.2%) | 3,300億円 (横ばい 0.0%) | △ 横ばい |
| 年間配当 | 100円 (前期 +26円) | 108円 (増配 +8円) | ◎ 増配! |



うーん…やっぱり「売上」も「利益」も減ってるじゃん。
しかも来年(2026年)の利益も増えないんでしょ?
これって成長が止まったってこと?



数字だけ見るとそう見えるね。
でも、この「減益」の犯人は、INPEXの実力不足じゃない。
「イクシスLNGの定期点検」と「超保守的な油価設定」という、一時的&控えめな見積もりのせいなんだ。
株価暴落の正体は「期待外れ」と「保守的予想」
今回、株価が大きく下がった主な理由は以下の2点です。
- 2025年度の実績が予想を下回った: 事前の会社予想(3,900億円)に対して、着地は3,300億円でした。
これは年末にかけて原油価格が急落したことや、オーストラリアの「イクシスLNGプロジェクト」でトラブルがあり、生産量が落ちたことが響きました。 - 2026年度の予想が市場の期待より低かった: 投資家は「来年はもっと回復するだろう」と期待していましたが、会社が出してきた予想は「今年も3,300億円で横ばいです」という慎重なものでした。



でもね、INPEXは昔から「期初はめちゃくちゃ慎重な予想を出す」ことで有名な企業なんだ。
「原油価格がどうなるか分からないから、とりあえず安めに見積もっておこう」という癖がある。
だから、この「横ばい予想」を鵜呑みにして絶望する必要はないんだよ。
2026年度減益予想、その正体を暴く!



でも、来年(2026年)の利益予想は「3,300億円」ですよね?
今年(3,300億円)と同じで、成長ゼロってことじゃないですか?



その「横ばい」の中身を分解してみよう。
実は、INPEXは「わざと利益を低く見せている」と言っても過言ではない要素があるんだ。
減益要因の正体は「超・保守的な見積もり」
会社側が発表した2026年度の利益計画には、以下の「ネガティブ要因」が織り込まれています。
【2026年度 純利益を押し下げる主な要因】
- 想定油価の引き下げ(ブレント原油):
2025年度実績:80.4ドル/バレル
2026年度予想:75.0ドル/バレル
(※現在の市場価格よりかなり低く設定されています) - 想定為替レートの円高設定:
2025年度実績:150.8円/ドル
2026年度予想:140.0円/ドル
(※現在の150円台より10円以上も円高に見積もっています) - 定期点検(シャットダウン)の影響:
稼ぎ頭の「イクシスLNG」で、2026年中頃に大規模な定期点検を行うため、生産量が一時的に減ります。



つまり、会社は「原油が暴落して、急激に円高になって、工場も止めた場合でも3,300億円は稼げます」と言っているんだ。
もし原油が80ドルで、為替が150円のままだったら?
当然、利益はもっと上振れる(上方修正される)可能性が高いよね。
未来への布石:イクシスとアバディ
一時的に生産量は落ちますが、それは将来の「大ジャンプ」のための準備期間です。
- イクシスLNG(オーストラリア): 定期点検が終われば、再び安定稼働に入り、キャッシュマシーンとして復活します。
- アバディLNG(インドネシア): 次世代の柱。2025年中には詳細設計(FEED)作業に移行、着実に進んでいます。



目先の「減益」は、あくまで計算上の数字。
企業の「稼ぐ力(基礎体力)」は全く衰えていないから、この下げは長期投資家にとってはチャンスでしかないんだ。
投資家歓喜!増配がもたらすメリット



減益でも大丈夫なのは分かったけど、株主にとって嬉しいことはあるの?



ここからが本番だ。
INPEXは、不安がる株主のために「特大プレゼント」を用意してくれたんだよ。
5期連続の「増配」決定!(100円→108円)
減益予想にも関わらず、配当金は「増額」されました。
- 2025年度: 1株あたり 100円
- 2026年度: 1株あたり 108円(+8円)
これは、INPEXが掲げる「総還元性向40%以上」というルールに基づくものです。
「利益が多少減っても、株主にはしっかり還元するぞ!」という、経営陣の強い意志を感じますね。
今の株価(仮に2,000円とします)で計算すると、
配当利回りは 5.4%(108円 ÷ 2,000円)にもなります。
暴落して株価が下がったおかげで、新規で買う人にとっては「超・高利回り」のお宝銘柄になったのです。
結論:この暴落は「天が与えた買い場」である
今回の決算発表後の暴落は、INPEXの「終わり」ではありません。
むしろ、「将来の108円配当(利回り5%超)」を安値で仕込むためのバーゲンセールです。
- 減益の理由: 保守的な油価設定と定期点検による一時的なもの。基礎収益力は健在。
- 株主還元: 減益でも「増配」する姿勢は評価大。
- アクション: 暴落で利回りが上がった今は、長期投資家にとって絶好の「新規買い・買い増し」のチャンス!
市場がパニックになっている時こそ、冷静に「価値」と「価格」のギャップを見極めましょう。
INPEXは、あなたのポートフォリオで長きにわたり「金の卵」を産み続けてくれるはずです。








