初心者くま通信株を買いたいんだけど、やっぱりNTTの方が安くていいのかな? KDDIは株価が高いし…優待もなんか変わっちゃったんでしょ? よく分かんないから手が出しにくいなぁ。



確かにNTTは買いやすいですが、「総合力」で言えばKDDIは最強ですよ。 優待変更はむしろ「実用性アップ」の改良です。 「現金(配当)」+「Ponta(準現金)」の二重取りができる、まさに錬金術のような銘柄なんです。
新NISAで高配当株投資をするなら、絶対にポートフォリオに入れておきたいのが「通信セクター」です。
その中でも、NTTと双璧をなす「KDDI」。 ここ最近、株主優待の変更がニュースになりましたが、本質を見誤ってはいけません。
「カタログギフトが無くなったから改悪だ!」 そう嘆いている人は、KDDIの「本当の稼ぐ力」と「Pontaポイントの威力」を知らないだけかもしれません。
今回は、30代の資産形成期において、なぜKDDIがNTT以上に「使える」銘柄なのか。 その理由を、「連続増配」と「ポイント投資」の観点から徹底解説します。
最新ファンダメンタルズ分析:今のKDDIを数字で知る
投資をする上で、まずは「健康診断」が必要だよね。
2025年4月の株式分割を考慮した、本日時点の最新指標を見てみよう。
- 株価: 2,600円〜2,800円前後(2026年2月時点)
- PER(予想): 13.2倍 〜 14.2倍(割安感あり)
- PBR(実績): 1.74倍 〜 2.13倍
- 配当利回り(予想): 2.9% 〜 3.1%
- ROE(自己資本利益率): 13.2% 〜 14.2%(高い資本効率)
- EPS(予想): 196.5円



うーん、PERとかROEとか言われても難しいよ…。結局、これっていいの?



簡単に言うと、PERが14倍前後というのは、今の収益力に対して株価は決して高すぎない「適正からやや割安」な水準なんだ。
特に注目はROE。13%を超えているのは、日本企業の中でもかなり効率よく利益を出している証拠だよ。



なるほど!効率よく稼いでいるから、僕たちへの配当も期待できるってことだね。
驚異の24期連続増配!過去10年の実績をグラフで見る
高配当株投資家にとって、一番大切なのは「過去の実績」だよね。
KDDIがどれだけ株主を大切にしてきたか、10年間の推移を見てみよう。
【KDDI 過去10年の業績・配当推移(株式分割調整後)】
| 年度 | 年間配当(円) | 営業利益率(%) | EPS(円) |
|---|---|---|---|
| 2016 | 42.5 | 18.5 | 114.3 |
| 2017 | 45.0 | 18.8 | 125.6 |
| 2018 | 52.5 | 19.1 | 134.1 |
| 2019 | 57.5 | 19.3 | 143.5 |
| 2020 | 60.0 | 19.6 | 145.2 |
| 2021 | 62.5 | 19.5 | 141.4 |
| 2022 | 67.5 | 19.5 | 145.9 |
| 2023 | 70.0 | 19.0 | 147.4 |
| 2024 | 72.5 | 16.7 | 150.6 |
| 2025 | 72.5 | 18.9 | 169.3 |
| 2026(予) | 80.0 | 18.6 | 196.5 |



すごい!配当金が一度も減らずに、ずっと右肩上がりだ!



そうなんだ。これを「累進配当」的な姿勢と呼ぶんだけど、KDDIはなんと24期連続で増配(予定含む)を目指しているんだよ。
僕たちが30代から持ち始めれば、10年後、20年後には受け取れる配当金が倍以上になっている可能性も十分あるね。
利益率の回復力に注目



でも、2024年にちょっと利益率が下がっているのが気になるな…。



よく気づいたね!
それはミャンマーの通信事業での一時的な損失や、ローソンを仲間にするための投資、さらには燃料費の高騰が重なったからなんだ。
でも2025年にはしっかり18.9%まで回復している。
一時的なトラブルを跳ね返す「底力」があることが証明されたわけだね。
2016年〜2025年予想(オレンジ線:株価 / 棒:EPS)



配当だけじゃなくて、EPS(1株あたりの利益)もしっかり増えているのが安心ポイントだね。



その通り!
無理して配当を出しているわけじゃなく、稼ぐ力が強まっているから増配できているんだ。
これこそが「家族を守るための教科書」に載せたい、理想的な成長の形だね。
【結論】優待も配当も「実用性」で選ぶならKDDI一択
まず結論です。 あなたが「投資で資産を増やしたい」と本気で思っているなら、選ぶべきはKDDIです。
なぜなら、KDDIは「現金(配当金)」と「再投資に使えるポイント」の両方をくれるからです。 カタログギフトで高級なお肉をもらうのも良いですが、食べてしまえば終わりです。
しかし、Pontaポイントなら、ローソンでの食費節約(お試し引換券)にも使えますし、なんなら「投資信託の購入(auカブコム証券)」にも充てられます。 つまり、「優待でさらに資産を増やす」という複利マシンを作ることができるのです。
魅力1:日本株屈指の「連続増配記録」。株主への還元意識が違う
KDDIの最大の魅力。それは何と言っても「連続増配」の実績です。
- 連続増配年数: 2002年度から24期連続増配(※2026年3月期予想含む)。
- 配当性向: 40%超を目安としており、無理な増配ではなく利益成長に裏打ちされている。
リーマンショック、東日本大震災、コロナショック…。 どんな危機が起きても、KDDIは一度も配当を減らさず、むしろ増やし続けてきました。 配当推移のグラフを見ると、まるで「美しい右肩上がりの階段」です。



KDDI株を持つということは、「持っているだけで勝手に給料(配当)が上がり続ける」権利を手に入れるのと同じです。 この安心感は、何物にも代えがたいですよ。
魅力2:新しくなった「株主優待」は何がもらえる?
さて、話題の株主優待について整理しましょう。 2025年度からは、カタログギフトが廃止され、以下の新制度になります。
条件: 100株以上を「1年以上」継続保有すること。
※今すぐ買っても、最初の1年は貰えません。だからこそ「早く買って寝かせておく」必要があります。
- 保有1年以上: 2,000円相当(Pontaポイント、Lawson、menuなどから選択)
- 保有5年以上: 3,000円相当
「お肉が消えた…」と悲しむ必要はありません。 「2,000〜3,000円分のPontaポイント」が毎年もらえると考えれば、どうでしょう?
- ローソンで「お試し引換券」を使う: 1ポイント=2〜3円の価値になるので、実質4,000円〜9,000円分の価値!
- 投資信託を買う: ポイントでS&P500やオルカンを買い増せば、将来の資産が雪だるま式に増える。



なるほど!お肉を食べるより、ポイントで投資した方が将来のお金は増えるってことか。 まさに「資産形成をするための優待」って感じだね。
魅力3:不況なんて関係ない。「通信×金融」の最強インフラ
KDDIの強みは通信(au/UQ mobile/povo)だけではありません。 今や「金融の巨人」になりつつあります。
- auじぶん銀行: 住宅ローンや預金で顧客を囲い込み。
- auカブコム証券: 投資人口の増加で口座数アップ。
- au PAY: キャッシュレス決済の手数料収入。
これら「通信×金融」の経済圏(au経済圏)がガッチリと連携しているため、稼ぐ力が非常に安定的です。 NTTも強いですが、この「経済圏の総合力」ではKDDIが一歩リードしている印象です。
ライバル「NTT」とどっちを買うべき?
これは永遠のテーマですが、私の答えはシンプルです。 「迷うなら、両方買え」です。
日本の通信インフラはこの2社(+ソフトバンク)が握っています。 両方持っておけば、日本の通信業界を完全制覇したも同然です。
あえて使い分けるなら:
- NTT(9432): 1株が安い(100円台〜)ので買いやすい。防衛関連や研究開発に強い「守りの王」。
- KDDI(9433): 利回りが高め。金融やDXなどビジネス展開が上手い「攻めもできる万能選手」。
良いことばかりではない。KDDIの「3つの懸念点(リスク)」
もちろん、リスクもあります。 これらを理解した上で、長期保有を決めましょう。
- 楽天モバイルとの競争
- 楽天が「プラチナバンド」を獲得し、通信品質が上がってくると、再び価格競争や顧客の奪い合いが激化する可能性があります。
- 政府・総務省による介入
- 菅政権の時のように「携帯料金を下げろ!」という圧力がかかると、利益がガクンと減ります。これは通信株の宿命的リスクです。
- 通信障害などの事故
- インフラ企業ゆえ、大規模な通信障害が起きると株価が下がります。しかし過去の事例を見ると、そういう時こそが「絶好の買い場」だったりします。
まとめ:スマホ代は、KDDIの配当金で払う時代へ
毎月支払っているauやUQのスマホ代。 これを「支出」と捉えるか、「配当を出してくれる企業への投資」と捉えるかで、あなたの未来は変わります。
- 20年以上続く増配の安心感。
- Pontaポイントによる再投資・節約効果。
- 金融事業も取り込んだ盤石なビジネスモデル。
KDDIは、これらを全て兼ね備えた「最強の配当&Ponta製造機」です。 まだ持っていないなら、新NISAの成長投資枠でまずは100株、検討してみてはいかがでしょうか?
KDDIだけでなく、他のセクターの最強銘柄と組み合わせることで、あなたのポートフォリオは鉄壁になります。 私が厳選した「一緒に持ちたい鉄壁の10銘柄」もぜひチェックしてください。
私が自信を持って保有し続けている「減配しない(累進配当)」銘柄を厳選しました。








