【2026年3月決算を狙え】権利確定まであと2ヶ月!株価が上がる前に仕込んでおきたい「増配予備軍」リストと3つの選定基準

初心者くま

もうすぐ3月かぁ。3月といえば「配当金」の季節だよね。 今のうちに高配当株を買っておけば、3月末に権利確定して、6月にお小遣いゲット…ぐふふ。 よし、3月に入ったら買う銘柄を考えようっと!

うまちゃん

…甘い。甘すぎますよ、くまさん。 3月に入ってから動くなんて、バーゲンセールの残骸を拾いに行くようなものです。 あなたはまた「高値掴み」をして、権利落ち後に泣くつもりですか?

「新NISAで高配当株投資を始めたけど、いつも買った直後に下がってしまう…」 そんな悩みを持っている30代のあなた。もしかして、みんなが騒ぎ出してから買っていませんか?

株式投資の世界では、「噂で買って、事実で売る」という格言があります。 3月決算の「増配発表」という事実が出てからでは、株価はすでに上がりきっているのです。

勝負は、「1月末〜2月中旬」。まさに今です。 今回は、企業の決算発表前に「増配しそうな株」を先回りして仕込むための、「鬼のスクリーニング術」を伝授します。

目次

【緊急】3月に入ってからでは遅すぎる。「1月26日」の今動くべき理由

多くの初心者投資家は、「3月末が権利確定日だから、3月中旬くらいまでに買えばいいや」と考えがちです。 しかし、これこそが最大の罠です。

株価が動くメカニズム
  1. 1月末〜2月中旬: 第3四半期(3Q)決算発表ラッシュ
  2. ここで業績が良いと…: 「通期見通しの上方修正」や「増配」が発表される
  3. 発表直後: 株価がロケットのように急騰する
  4. 3月: 配当取りの買いが入り、さらに高くなる

つまり、3月に入った頃には、株価はすでに「増配などの好材料」をすべて織り込んだ最高値圏にあることが多いのです。 そこで買うとどうなるか?

配当金をもらっても、その後の「権利落ち(配当分だけ株価が下がること)」のダメージが大きくなり、トータルで損をするリスクが高まります。

だからこそ、「第3四半期決算」が発表される今(1月〜2月)に、好業績な銘柄を先回りして仕込んでおく必要があるのです。

増配予備軍を見抜く!「黄金のスクリーニング条件」3選

では、どうやって「増配しそうな株」を見つけるのか? 闇雲に買っても当たりません。私は以下の3つの条件すべてに当てはまる銘柄を狙い撃ちしています。

条件1:第3四半期(3Q)時点での進捗率が「80%以上」

企業の決算は1年を4つに分けて発表されます。 3月決算企業の場合、1月末〜2月中旬に発表されるのが「第3四半期(4月〜12月)」の成績です。

通常、9ヶ月(12ヶ月の75%)が経過した時点なので、利益の進捗率も75%あれば順調と言えます。 しかし、サプライズ増配を狙うなら、これでは足りません。

狙い目は、進捗率が「80%〜90%」を超えている企業です。

すでに目標のほとんどを達成しているため、最終的な着地(通期決算)では目標を大きく上回る可能性が高いです。 企業心理として、「予想以上に儲かったお金」はどうするか? そうです。「増配」や「自社株買い」などの株主還元に使われる可能性が極めて高いのです。

条件2:配当性向に「余裕」がある(40%以下など)

いくら儲かっていても、すでに利益の100%近くを無理して配当に出している企業は、これ以上の増配余力がありません(タコ足配当予備軍です)。

理想的なのは、以下のような企業です。

  • 配当性向が30%〜40%程度(まだ出す余裕がある)
  • 中期経営計画で「累進配当(減配しない)」や「DOE(株主資本配当率)採用」を掲げている

こういった企業で業績が上振れすれば、「配当性向の目安(30〜40%)に合わせるために、利益が増えた分だけ素直に増配する」という行動に出やすいです。

条件3:キャッシュリッチ&PBR1倍割れ

2026年の現在も、東証からの「PBR1倍割れ改善要請」は続いています。 PBRが1倍を割れている企業は、「株価を上げろ!」というプレッシャーを常に受けています。

特に狙い目なのが、「キャッシュリッチ(現金預金がいっぱいある)」なのに「PBRが低い」企業です。 使い道のない現金を溜め込んでいると批判されるため、決算と同時に「大規模な自社株買い」や「記念配当・特別配当」を発表し、一気に株価対策をしてくるパターンが頻発しています。

【2026年版】増配期待が高い「注目セクター」はここだ

スクリーニング条件が分かったところで、今期(2026年3月期)特に熱いセクターを見ていきましょう。 ※具体的な銘柄推奨ではありませんが、この辺りの業界は要チェックです。

1. 建設業(ラストスパートの修正が多い)

建設業界は、公共事業や大型建築の工期が年度末(3月)に集中しやすいため、最後に利益がドカンと計上される傾向があります。 大林組や積水ハウス(※積水は1月決算ですが)など、大手ゼネコンやハウスメーカーは、手持ちの受注残高が豊富であれば、最後に利益確定→増配のアナウンスが出やすいです。 人手不足や資材高騰を価格転嫁できている企業を選びましょう。

2. 銀行・保険(金利上昇の恩恵)

2026年の日本は、ある程度の金利がある環境が定着しています。 銀行や保険会社にとって「金利がある」ことは、貸出金利収入や運用益の増加に直結する特大の追い風です。

三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友FGなどのメガバンクは、すでに好調ですが、第3四半期でさらに通期見通しを引き上げ、「期末配当の増額」を発表する可能性があります。 銀行株はPBRがまだ1倍付近であることも多く、株主還元圧力も強いセクターです。

3. 専門商社・リース(ニッチトップ)

総合商社も魅力的ですが、今回注目したいのは「専門商社」と「リース」です。 半導体製造装置や特定の機械部品を扱う専門商社は、市況の回復で業績が急回復している場合があります。 また、リース業界(三菱HCキャピタルなど)も、連続増配への意識が非常に高く、業績が堅調であれば迷わず期間中に増配修正を出してくる傾向があります。

実践!決算発表スケジュールの確認方法

「理屈は分かったけど、いつ発表があるのか分からないよ!」という方へ。 戦いに勝つには、敵(決算日)を知ることから始まります。

一番簡単なのは、普段使っているSBI証券や楽天証券のアプリです。 銘柄ページの「適時開示」や「業績」タブを見ると、次回の決算発表予定日が記載されています。

また、日本取引所グループが運営する「適時開示情報閲覧サービス(TDnet)」を見れば、その日に発表される企業一覧を確認できます。

うまちゃん

まずは、自分が持っている株の決算発表日を手帳やカレンダーに書き込むことから始めましょう。
それすら知らずに「増配しないかな〜」と待っているのは、宝くじが当たるのをただ待っているのと同じですよ。

注意点:増配期待で買ったのに「肩透かし」だった時の対処法

最後に、リスクについても触れておきます。 進捗率が90%を超えていて「絶対増配する!」と思って買ったのに、「増配なし(維持)」という発表で終わることもあります。 この場合、期待していた投資家からの「失望売り」で株価が一時的に下がることがあります。

そうならないための対処法は3つです。

  1. 事前に買いすぎない(打診買い): 
    全力資金を投入せず、まずは少しだけ買っておく。下がったら買い増すくらいの余裕を持つ。
  2. ファンダメンタルズを確認する: 
    増配がなくても、本業が順調で倒産リスクがなければ、
    そのまま持っていれば配当は入ります。焦って売らない。
  3. 決算またぎは「ギャンブル」と心得る: 
    決算前後で株価がどう動くかは、プロでも完全には読めません。
    「上がればラッキー、下がらなければOK」くらいのスタンスで臨みましょう。

まとめ:果実は「落ちてくる」のを待つのではなく「木に登って」取りに行け

3月末に届く「配当金計算書」を見て笑顔になるためには、寒いうち(1月・2月)の種まきが必要です。

みんながコタツでぬくぬくしている間に、「進捗率」や「決算スケジュール」をチェックして、未来のお宝増配株を探しに行きましょう。 リスクを恐れすぎず、しかし慎重に、「先回り投資」にチャレンジしてみてください。

初心者くま

なるほど…! いつもニュースで「増配!」って見てから買ってたから高値掴みしてたんだね。 早速、持ってる株の進捗率をチェックしてみるよ!

それでも「自分で進捗率を計算したり、銘柄を選んだりするのはやっぱり難しい…」というあなたへ。 私が長い時間をかけて分析し、自信を持って保有している「王道の高配当株」をリストアップしました。 これらは財務も強固で、長期的に増配が期待できるエリート銘柄たちです。

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